野生植物の一般的性質 2
前3000~前1500年の最古のインゲンマメは、テワカン渓谷で発見されたものです。
それも莢の性質や大きさから栽培型であるとされています。
インゲンマメの近縁野生種はアンデス高原からメキシコ中南部にわたって分布しており、一年生または多年生です。
ライマビーンはメキシコで小粒系、南米では大粒系と、それぞれの発達をしていることでよく知られています。
メキシコでは小粒系に対応する野生種があり、南米にも大粒系に対応する野生種が知られています。
しかし、中米、グアテマラ高地が起源地で、そこから南北に伝播しながら、ふたつのライマビーンとなったとする説もあります。
ライマビーンには多年生から一年生までの種類がある、多年生野生種から一年生作物への変化を考えるならば、一部の栽培型は多年生といった野生の性質を温存しているともいえます。
鮮やかな朱色の花を咲かせるベニバナインゲンは、はっきりした多年生のマメです。